“葡萄牙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ポルトガル88.9%
ほるとがる2.2%
ぽるとがる2.2%
ポルチュガル2.2%
ポルツガル2.2%
ポルトガール2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに今よりおよそ三百七十年前、初めて葡萄牙ポルトガル及び西班牙スペインと交通するに至って、欧州文明が多少輸入されることとなったのである。
天文てんもん年中種子たねしまから鉄砲が伝わった時分に、やはり和蘭おらんだ人か葡萄牙ぽるとがる人が輸入した西洋式の武具であって、あたかも桃の実のように真ん中で割れて、その割れ目が高く盛り上り
十五世紀の頃にはアレキサンダー法王が世界を二分して西は西班牙スペインに与え、東は葡萄牙ポルチュガルに分けた。しかしてその時の起算点はアゾーレス群島の近傍であった。
東西相触れて (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
葡萄牙ポルツガルハ、ワタシ行ッタコトナイカラ、少シモ知ラナイ。西班牙デ、一番酷カッタノハ、カステイルノ高原……」
雷嫌いの話 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ガスコンの海湾を越え葡萄牙ポルトガールの海岸に沿うて東南へと、やがて西班牙スペイノの岸について南にマロツクの陸地と真白なタンヂヱーの人家を望み
黄昏の地中海 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)