“葛飾郡”の解説
葛飾郡(かつしかぐん)は、東京府・埼玉県・千葉県・茨城県に存在した郡。中世までは全域が下総国に属した。葛飾は古代からの地名。西は武蔵国の埼玉郡・豊島郡に接していた。
江戸時代初期に西半分(葛西)が分割され武蔵国へ移され、武蔵国葛飾郡が発足した。
1868年には現在の東京都(当時の東京府)を除いた地域で葛飾県が設置された。1878年の郡区町村編制法の制定により、同年に一部が東葛飾郡・西葛飾郡・南葛飾郡に、翌1879年に残部が北葛飾郡・中葛飾郡となり消滅した(東京都区部の「葛飾区」についても参照)。
(出典:Wikipedia)