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萌
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もえ
ふりがな文庫
“
萌
(
もえ
)” の例文
四月にいたれば
田圃
(
たはた
)
の雪も
斑
(
まだら
)
にきえて、去年秋の
彼岸
(
ひがん
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐ雪の下に
萌
(
もえ
)
いで、梅は盛をすぐし桃桜は夏を春とす。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
枳殻
(
からたち
)
の垣が黒ずんだ枝の上に、
萌
(
もえ
)
るような芽を吹いていたり、
柘榴
(
ざくろ
)
の枯れた幹から、つやつやしい茶褐色の葉が、柔らかそうに日光を映していたりするのが、道々私の眼を引き付けた。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
日にけに
雜木
(
ざふき
)
の
萌
(
もえ
)
のかがやけば身はかいだるし胚芽米食ふ
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
四月にいたれば
田圃
(
たはた
)
の雪も
斑
(
まだら
)
にきえて、去年秋の
彼岸
(
ひがん
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐ雪の下に
萌
(
もえ
)
いで、梅は盛をすぐし桃桜は夏を春とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
日にけに
雑木
(
ざふき
)
の
萌
(
もえ
)
のかがやけば身はかいだるし胚芽米食ふ
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
かゝる雪中なれども夏の
儲
(
まうけ
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐも雪の下に
萌
(
もえ
)
いでゝ、その用をなす㕝おそきとはやきのたがひはあれども
暖国
(
だんこく
)
にかはる㕝なし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
棚にして見のすがしきは雨あとの
通草
(
あけび
)
が綴る蔓の葉の
萌
(
もえ
)
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
かゝる雪中なれども夏の
儲
(
まうけ
)
に
蒔
(
まき
)
たる
野菜
(
やさい
)
のるゐも雪の下に
萌
(
もえ
)
いでゝ、その用をなす㕝おそきとはやきのたがひはあれども
暖国
(
だんこく
)
にかはる㕝なし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
棚にして見のすがしきは雨あとの
通草
(
あけび
)
が綴る蔓の葉の
萌
(
もえ
)
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
萌
漢検準1級
部首:⾋
11画
“萌”を含む語句
萌芽
未萌
下萌
草萌
萌黄匂
萌黄縅
萌出
斑萌
萌黄羅紗
萌黄
萌黄色
萌葱
萌黄緞子
薄萌黄
留萌
郝萌
萌黄地
萌初
萌黄紗
葭萌関
...