“草裡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうり50.0%
そうり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨日きのふ杖を此城頭に曳いて、鐘声を截せ来る千古一色の暮風に立ち、涙を萋々さいさいたる草裡さうりに落したりし者、よくこの今日あるを予知せりしや否や。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
こうしてもとの草裡そうりに隠れてしまったが、この諸葛氏しょかつしなる一門からは、この三国分立時代に、三人の将相を同族から出していたのみでなく、その各〻が、蜀、魏
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)