“英姿颯爽”の読み方と例文
読み方割合
えいしさっそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、あるので、遂に城門をひらかせて、英姿颯爽えいしさっそうと、一軍をひきいて、蒼空青野そうくうせいやの戦場へ出て行った。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御母堂の鼻はシーザーのそれのごとく、まさしく英姿颯爽えいしさっそうたる隆起に相違ございません。しかしその周囲を囲繞いにょうする顔面的条件は如何いかがな者でありましょう。無論当家の猫のごとく劣等ではない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)