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芽出度
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めでと
ふりがな文庫
“
芽出度
(
めでと
)” の例文
亥「冗談じゃアねえ知らしてくれゝば
嗅
(
くせ
)
え
鰹節
(
かつぶし
)
の一本か
酢
(
すっ
)
ぺい酒の
一杯
(
いっぺい
)
でも持って、旦那お
芽出度
(
めでと
)
うござえやすと云って来たものを」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「オイ、紫錦さん、お
芽出度
(
めでと
)
う」源太夫は皮肉に冷かした。「エヘ、お前
魅
(
みい
)
られたぜ」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
考えてみるとサッキ満点を宣告した時には、ただ御苦労と云っただけで、お
芽出度
(
めでと
)
うとは
吐
(
ぬ
)
かさなかった。チョックラ油断させておいて、不意打ちにタタキ落そうという寸法なんだ。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
と云うのはその法衣の男は、私たちが現われた時ちょうど、祈祷書をポケットに入れて、その
縁喜
(
えんぎ
)
でもない花婿の背中を、お
芽出度
(
めでと
)
うとでも云ったように、ぽんとたたいたところであった。
自転車嬢の危難
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
はアまことに何うもお
芽出度
(
めでと
)
うございます、なに
私
(
わっち
)
は側に立っていて見兼たもんですから、ぽかり一つ
極
(
きめ
)
ると、驚いて逃げる所を又
打殴
(
ぶんなぐ
)
ったんだか
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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三「旦那さんの前で急に機嫌が直ったりしちゃア私まで一寸
面顔赤
(
かおあか
)
になるが、まアお
芽出度
(
めでと
)
うごす、美代ちゃんがお喜びは何のくらいでげしょうか、実は何うも思う男とは添わせたいので」
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
芽
常用漢字
小4
部首:⾋
8画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“芽出”で始まる語句
芽出
芽出柳