芝金しばきん)” の例文
辻新といえば、あすこのうちかしら——出入りの鳶職とびしょく——が、芝金しばきん直弟子じきでしで、哥沢うたざわの名とりだった。めっかちの、その男のつくったのが「水の音」という唄だ。自分の名の音がよみこんである——