“舗道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほどう83.3%
ペーヴメント16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
電柱がたおれ、電線が低く舗道(ほどう)を這(は)っていた。灰を吹き散らしたような雨が、そこにも落ちていた。廃墟の果てるところに海があった。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
で、私(わたくし)は思(おも)い切(き)ってその門(もん)をくぐって行(ゆ)きましたが、門内(もんない)は見事(みごと)な石畳(いしだた)みの舗道(ほどう)になって居(お)り、あたりに塵(ちり)一(ひと)つ落(お)ちて居(お)りませぬ。
セエラがモントモレンシイ家の前を通りかかると、子供達はどこかの夜会へでも出かけるらしく、ちょうど舗道(ペーヴメント)を横切って馬車の方へ歩いて行(いく)ところでした。
いやにだだッ広くなった舗道(ペーヴメント)の上でゆらめくものはといえば、あちらこちらの横丁から吹き寄せられてきた雑多な紙屑ばかり。これがまるで生(しょう)あるもののように、妙に生々と動き廻っている。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)