臟腑ざうふ)” の例文
新字:臓腑
ばん年中ねんぢう臟腑ざうふ砂拂すなはらひだといふ冬至とうじ蒟蒻こんにやくみんなべた。おしな明日あすからでもきられるやうにおもつてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
餘程臟腑ざうふも迷惑いたし居候に付、都而すべて膏氣を拔取ぬきとり申候而は不相濟との事に而、瀉藥くだしぐすりを用ひ、一日に五六度もくだし候事にて、少しも勞倦らうけんの覺無之、日に心持宜敷相成申候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
散々くのでございます。丁度、霍亂かくらんか何かのやうな、一時は臟腑ざうふまで吐くんぢやないかと思ひました。が、それでもうんと吐いたのは容態が輕い方で、あまり吐かない女共は重うございました
それから妹のおふぢは、透き通るやうな娘で、笑ふとそりや可愛らしい顏になる、あんなのは多分臟腑ざうふの代りにゼンマイが入つて居て、竹田人形のやうに、カラクリで動くんぢやないかと思ひますがね