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膏肓
ふりがな文庫
“膏肓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうこう
92.3%
かうくわう
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうこう
(逆引き)
やがて、ゲルハルトの歌ったドイツのリードや、フロンザリーの弦楽四重奏曲に食いつく頃、私のレコード熱は全く
膏肓
(
こうこう
)
に入っていた。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
けれども
膏肓
(
こうこう
)
に入った病はなかなか癒らなく、世の中の十中ほとんど十の人々はみな痼疾で倒れてゆくのである。哀れむべきではないか。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
膏肓(こうこう)の例文をもっと
(12作品)
見る
かうくわう
(逆引き)
室生
(
むろふ
)
の陶器を愛する病は僕よりも
膏肓
(
かうくわう
)
にはひつてゐる。
尤
(
もつと
)
も御同様に貧乏だから、名のある茶器などは持つてゐない。しかし室生のコレクシヨンを見ると、ちやんと或趣味にまとまつてゐる。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
膏肓(かうくわう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“膏肓”の意味
《名詞》
体の奥深い所で、治療しにくい所。
(出典:Wiktionary)
膏
漢検準1級
部首:⾁
14画
肓
漢検1級
部首:⾁
7画
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膏
膏薬
膏汗
膏血
膏藥
膏切
膏薬売
膏脂
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膏気
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