“胸傷”の読み方と例文
読み方割合
むねいた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壇ノ浦に近づくが、ひとり平家にかぎらず、人の末路を描くのは、胸傷むねいたむことである。高原はもう虫の音が秋を思わせ、すすきも穂を出しかけている。(三〇・八・一四)
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)