背中合せなかあは)” の例文
したんで、背中合せなかあはせにたふれたまゝ、うめこゑさへかすかところなに人間にんげんなりとて容赦ようしやすべき。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
かほ両方りやうはうへ、背中合せなかあはせにわかれたとおもふと、ふゑつた。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)