“肥松”の読み方と例文
読み方割合
こえまつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松のなまの割木をこの地方では肥松こえまつと呼んでゐる。墓場のあちらこちらに、この肥松を焚く焔が赤々と燃え、やにの匂ひが鼻をついた。それは線香の匂ひとまじり合つた。
生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)