へら)” の例文
すきさえあれば人家に入り自分が食い得る以上に多くへらす故、住民断えず猴と戦争す、欧人たまたま奇物として猴を買うを見て訳が分らず
当代になっても村政に関係したり公共事業に奔走したりして、ふやすよりもへらす方へばかり廻っている。格式は高いが、実力が伴わない。而も出すものは金持並だから苦しい。
村の成功者 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
あいつらは朝から晩まで、おいらの耳のそばまで来て、世界の平和の為に、お前らの傲慢がうまんを削るとかなんとか云ひながら、毎日こそこそ、俺らをこすってへらして行くが、まるっきりうそさ。
楢ノ木大学士の野宿 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
国の富を撮食つまみぐいへらす奴等奴。生捕られて、市に
但し氣をへらし氣を亂るものは宜敷ない。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
故竹添進一郎氏の『左氏会箋』一四に引かれた銭錡の説に今の牛宿の星群は子宮にあって丑宮にあらず、周の時元枵げんきょうという星が虚宿二星の一たり、枵はこうで鼠は物をへらむなしくする
あいつらは朝から晩まで、おいらの耳のそばまで来て、世界の平和のために、お前らの傲慢ごうまんけずるとかなんとか云いながら、毎日こそこそ、俺らをこすってへらして行くが、まるっきりうそさ。
楢ノ木大学士の野宿 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)