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翁
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しゅうと
ふりがな文庫
“
翁
(
しゅうと
)” の例文
羅夫婦は子供夫婦と同じ室にいたが、新婦は孝行で、さながら生んだ子供のように
翁
(
しゅうと
)
姑
(
しゅうとめ
)
に
事
(
つか
)
えた。羅はまた帰りたいといった。翩翩はいった。
翩翩
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
小翠は美しいうえにまたひどく
慧
(
りこう
)
であった。能く
翁
(
しゅうと
)
姑
(
しゅうとめ
)
の顔色を
窺
(
み
)
て
事
(
つか
)
えた。王夫妻もなみはずれて小翠を可愛がった。それでも二人は嫁が馬鹿な
悴
(
せがれ
)
を嫌いはしないかと思って恐れた。
小翠
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
新婦の王は
翁
(
しゅうと
)
が出ていって庭にはだれもいないと思ったので、自分でいって菊を摘んでいた。林児が走り出て来て戯れかかった。王は
遁
(
に
)
げようとした。林児は王を小脇に抱えて室の中へ入った。
田七郎
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
“翁”の意味
《名詞》
(オウ)男性の老人の漢語的表現。人名の後ろにつけて敬称とすることもある。
(おきな)男性の老人。
(出典:Wiktionary)
“翁”の解説
翁(おきな)は、年取った男、老人を親しみ敬って呼ぶ語。他人を呼ぶ時に使うと敬う意味になり例:「芭蕉翁」、「竹取の翁(竹取物語)」など、自身を呼ぶ時に使うとへりくだる意味になる。
(出典:Wikipedia)
翁
常用漢字
中学
部首:⽻
10画
“翁”を含む語句
沙翁
老翁
主翁
信天翁
芭蕉翁
白頭翁
翁媼
玄翁
父翁
翁様
塞翁
翁草
奈翁
拿翁
大奈翁
篁村翁
乃翁
山東翁
翁島
笠翁
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