“美竹”の読み方と例文
読み方割合
めだけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
順番になると茂太郎は、この蛇を連れて舞台へ現われて、芳浜の小島の美竹めだけで作ったという笛を吹いて蛇を踊らせます。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
後ろへと言えば後ろ、泣けといえば泣きもする、笑えといえば笑いもする、芳浜の小島に、生えている美竹めだけを、笛にこしらえ吹き鳴らす、その笛の音を聞く時は、く鳥は翼を納め
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)