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紫錦
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しきん
ふりがな文庫
“
紫錦
(
しきん
)” の例文
「だからさ、お前もその
意
(
つもり
)
で、そんな小屋者の
紫錦
(
しきん
)
なんて女を、近付けないようにしておくれよ。どうぞどうぞお願いですからね」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
白絖
(
しろぎぬ
)
の
玉帯
(
ぎょくたい
)
へ、血しおを以て
詔詞
(
みことのり
)
を書かれ、伏皇后にお命じあって、それに
紫錦
(
しきん
)
の裏をかさね、針の目もこまかに玉帯の
芯
(
しん
)
に縫いこんでしまわれた。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「よもや地下室があろうとは、仏さまでも知るめえからな。消えてなくなったと思ったろうよ。……
紫錦
(
しきん
)
め、そろそろ目を覚さねえかな」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ねえ
紫錦
(
しきん
)
さん、俺らと一緒に、ちょっとそこ迄行ってくれないか」
四辺
(
あたり
)
を憚ってトン公は云った。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
紫
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
錦
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
“紫”で始まる語句
紫
紫陽花
紫檀
紫色
紫苑
紫紺
紫蘇
紫雲英
紫宸殿
紫縮緬