“籠切”の読み方と例文
読み方割合
こもりき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まこと御新造ごしんぞは、人づきあいはもとよりの事、かど、背戸へ姿を見せず、座敷牢とまでもないが、奥まった処に籠切こもりきりの、長年の狂女であった。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)