“箕作城”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みつくりじょう66.7%
みづくりじょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日の出を合図に、先鋒は愛知川えちがわを押しわたっていた。そして翌朝はもう観音寺の城と、箕作城みつくりじょうの二つへ攻めかけていた。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
青年将校時代すでに、箕作城みつくりじょうの激戦には、味方に先がけて身に数ヵ所の手傷を負うほどな勇気を衆に示している。彼に、摩利支天まりしてんの一面がないとは決していわれまい。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくして法師丸は父の字名あざなの一字をもらって河内介輝勝かわちのすけてるかつと名のり、同じ年の夏には一閑斎に従って箕作城みづくりじょうの城攻めに加わり、早くも初陣ういじんの功を立てた。