“竪横”の読み方と例文
読み方割合
たてよこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
津田は竪横(たてよこ)に走る藍色(あいいろ)の枠(わく)の上に崩(くず)れ散ったこの粉末に視覚を刺撃されて、ふと気がついて見ると、彼は煙草を持った手をそれまで動かさずにいた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
竪横(たてよこ)五メートルほどの大壁画が現れたがそれは毒々しい極彩色の密画で、画面には百花というか千花というか凡(およ)そありとあらゆる美しい花がべた一面に描き散らしてあった。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
雲雀とは竪横(たてよこ)の差はあるが、これもやっぱり遠くで聴くように出来ている鳥であった。