“立入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たちい83.3%
たちいり8.3%
たちいろ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かういふふうにしてわが地球ちきゆう知識ちしきはだん/\すゝんでたけれども、其内部そのないぶ成立なりたちに立入たちいつた知識ちしき毛頭もうとうすゝんでゐないといつてよろしかつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
得たれば久々ひさ/″\にて一ぱいのまふと或料理屋あるれうりや立入たちいり九郎兵衞惣内夫婦三人車座くるまざになりさしおさへ數刻すうこく酌交くみかはせしがやゝ戌刻過いつゝすぎやうやく此家を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
自分は彼の差したさかずきを受け、すこしずつすすりながら彼の言うところきいて居たが、聞くに連れて自分は彼を怪しむ念の益々ますますたかまるを禁じ得なかった。けれども決して彼の秘密に立入たちいろうとは思なかった。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)