“空威張”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からいば63.2%
からいばり26.3%
からゐばり10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ気違いじみた空威張からいばりから、手にしたつえで、ちょうど愛妻の死骸が内側に立っている部分の煉瓦細工を、強くたたいた。
黒猫 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
僕は空威張からいばりを卑劣と同じくきらう人間であるから、低くてもさくても、自分らしい自分を話すのを名誉と信じてなるべく隠さない。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
小児せうにの如くタワイなく、意気地いくぢなく、湾白わんぱくで、ダヾをこねて、あそずきで、無法むはふで、歿分暁わからずやで、或時あるときはおやま大将たいしやうとなりて空威張からゐばりをし
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)