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穏和
ふりがな文庫
“穏和”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おとな
41.7%
おだやか
33.3%
おとなし
8.3%
おだや
8.3%
おんわ
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとな
(逆引き)
ひよつとすると、
穏和
(
おとな
)
しい栄蔵は、恐しさのあまり、気絶してしまつたのではないだらうか。それなら、ほつといちや大変だ。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
穏和(おとな)の例文をもっと
(5作品)
見る
おだやか
(逆引き)
とにかく、
仇敵討
(
かたきう
)
ちってのは
穏和
(
おだやか
)
じゃあねえ。
次第
(
しでえ
)
によっちゃ
腕貸
(
うでかし
)
しねえもんでもねえから、さあ行くべえ。
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
穏和(おだやか)の例文をもっと
(4作品)
見る
おとなし
(逆引き)
其新聞には野口雨情君も行くのだと小国君が言ふ。「
甚麽
(
どんな
)
人だい。」と
訊
(
き
)
くと、「一二度逢つたが、至極
穏和
(
おとなし
)
い丁寧な人だ。」
悲しき思出:(野口雨情君の北海道時代)
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
穏和(おとなし)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
おだや
(逆引き)
何もする事のないこの長い
幕間
(
まくあい
)
を、少しの不平も云わず、かつて退屈の色も見せず、さも太平らしく、空疎な腹に散漫な
刺戟
(
しげき
)
を盛って、
他愛
(
たわい
)
なく時間のために流されていた。彼らは
穏和
(
おだや
)
かであった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
穏和(おだや)の例文をもっと
(1作品)
見る
おんわ
(逆引き)
ゴルドンの
穏和
(
おんわ
)
な顔、モコウの白い歯、次郎の
悲嘆
(
ひたん
)
にくるる顔、そしてなつかしい父母の顔、いろいろの顔が
走馬燈
(
そうまとう
)
のように
明滅
(
めいめつ
)
する。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
穏和(おんわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
穏
常用漢字
中学
部首:⽲
16画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“穏”で始まる語句
穏
穏便
穏当
穏健
穏田
穏坊
穏止
穏厚
穏子
穏顔
“穏和”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
佐藤紅緑
蘭郁二郎
林不忘
石川啄木
泉鏡花
夏目漱石
新美南吉