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穂芒
ふりがな文庫
“穂芒”の読み方と例文
旧字:
穗芒
読み方
割合
ほすすき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほすすき
(逆引き)
それにただ一面に
穂芒
(
ほすすき
)
が茂り連なって見渡す限り銀色の
漣波
(
さざなみ
)
をたたえていた。実にのびのびと大きな景色である。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
五人の
穂芒
(
ほすすき
)
を前に受けた——と、密かに、辻堂の縁を廻ってきた舞鶴の新造は、一段高い足場から、卑怯な
欺斬
(
だましぎ
)
り——前の敵に気を奪われている伝吉の脳天を狙って
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
都度
(
つど
)
御米は真丸な
縁
(
ふち
)
の焼けた銀の月と、絹地からほとんど区別できないような
穂芒
(
ほすすき
)
の色を
眺
(
なが
)
めて、こんなものを珍重する人の気が知れないと云うような見えをした。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
穂芒(ほすすき)の例文をもっと
(5作品)
見る
穂
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
芒
漢検1級
部首:⾋
6画
“穂”で始まる語句
穂
穂尖
穂先
穂積
穂蓼
穂薄
穂高山
穂波
穂麦
穂向
“穂芒”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石
寺田寅彦