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わたへ
ふりがな文庫
“
私
(
わたへ
)” の例文
『これから大阪までいても、
何處
(
どこ
)
ぞへ泊らんなりまへんよつてな。……大阪から
家
(
うち
)
へは
寂
(
さみ
)
しいよつて、
私
(
わたへ
)
もうよう
去
(
い
)
にまへんがな。』
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「これから家へ行くと、お酒の
臭氣
(
かざ
)
がして阿母アはんに知れますよつて、
私
(
わたへ
)
もうちいと歩いて行きますわ。をツさん別れまへう。」
鱧の皮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「これから家へ行くと、お酒の
臭気
(
かざ
)
がして阿母アはんに知れますよつて、
私
(
わたへ
)
もうちいと歩いて行きますわ。をツさん別れまへう。」
鱧の皮
(新字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
『前は鳥居や門や扉で、
幾重
(
いくへ
)
にもなつてますのに、後は板一枚だすな。……
私
(
わたへ
)
何處
(
どこ
)
の宮はんへ參つても、さう思ひまんな。』
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
『
惡口屋
(
わるくちや
)
はんやこと、相變らず。……そらあきまへんとも、
私
(
わたへ
)
なぞ。東京のお
方
(
かた
)
はんは皆
別嬪
(
べつぴん
)
で、
贅澤
(
ぜいたく
)
だすよつてな。』
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
▼ もっと見る
「福島磯……
私
(
わたへ
)
が名前を變へたのを、何うして知つてるのやろ、不思議やな。叔父さんが知らしたのかな。」
鱧の皮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「福島磯……
私
(
わたへ
)
が名前を変へたのを、
何
(
ど
)
うして知つてるのやろ、不思議やな。叔父さんが知らしたのかな。」
鱧の皮
(新字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
私
(
わたへ
)
、一寸東京へいてこうかと思ひますのや。……今夜やおまへんで。……夜行でいて、また翌る日の夜行で戻つたら、阿母アはんに内證にしとかれますやろ。
鱧の皮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
私
(
わたへ
)
、一寸東京へいてこうかと思ひますのや。……今夜やおまへんで。……夜行でいて、また
翌
(
あく
)
る日の夜行で戻つたら、阿母アはんに内証にしとかれますやろ。
鱧の皮
(新字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
“私”の意味
《人称代名詞》
(わたし、わたくし)一人称。
(出典:Wiktionary)
“私”の解説
私(し、わたくし)は、仕事場などの社会的集団の中における人間の属性と対比して、一個人としての属性を示すときに用いられる言葉である。
この意味における反対語は公(こう、おおやけ)である。例えば、「私用」は仕事に関係のない行動や物品を指し、「公用」はもっぱら仕事上の行動や仕事に用いる物品を指す。
(出典:Wikipedia)
私
常用漢字
小6
部首:⽲
7画
“私”を含む語句
私等
私語
私達
私通
私生児
私共
私宅
私室
私娼
私部
私刑
私窩子
歇私的里
私娼窟
私曲
私家
私怨
私事
私淑
私方
...