“秀聳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しうしよう50.0%
しゅうしょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直にのぼる山すなはち勝山なり。一山みな岩石也。きりて坂となし坦路となしゝものあり。窟の観音に詣る。佳境絶妙なり。河幅至てひろく、水心に岩石秀聳しうしようし、蟠松矯樹はんしようあいじゆううるがごとく生ず。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
これ南洲が維新の創始に際し、その門下生が諸国週遊せんとするをさとしたるの言、また以て村田が人品の超群にして、その眼界の秀聳しゅうしょうなるを概見すべし。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)