“神籠石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうごいし66.7%
かうごいし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筑前にある神籠石こうごいしは、神道では、「いはさか」だと言われているが、石が敷き並べてあるばかりでなく、岩石のもある。「こうご」は、かっぱのことでもある。
石の信仰とさえの神と (新字新仮名) / 折口信夫(著)
明治四十二年十二月三十日、世間では年末だ師走だと餅搗きやら懸取りやらに忙しく騒いでいる中を東京帝国大学の嘱によって石城山いわきやま神籠石こうごいし探検の為に登山した。
周防石城山神籠石探検記 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
夏かすむ女山ぞやまの岩の神籠石かうごいしけ鶯も谷にくだるか
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)