“神今食”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ジンコンジキ66.7%
じんごんじき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十一月の新甞祭がありながら、六月の神今食ジンコンジキの行はれた理由は、まだ先達にも、假説たり得るものすらない。私は、此をかう考へる。
例年の新嘗・神今食ジンコンジキ並びに大嘗祭には、式に先つて、忌部が、天子平常の生活に必出入せられる殿舎を廻つて、四隅にみほぎの玉を懸けて、祝詞を唱へて歩いた。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
久しく中絶に帰したと言われる神今食じんごんじきの意義方式なども、或いはもう一度この方面から、尋ねて行かれるのではないかと思うのは、このいわゆる大師講の日の粥には
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)