“石魚”の読み方と例文
読み方割合
いわな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
モンペをはいた若い女が、何かの壺を頭にのせて通りますし、石魚いわならしい魚をさげてゆく男も見かける。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
石魚いわな突きの寝泊りする石魚小屋かも知れない。ほんの人間ひとり入れるぐらいなほッ建小屋がそこにある。——その小屋の後ろにかがまっている人間の白い顔と手とをちらと見たのである。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)