“白衣天蓋”の読み方と例文
読み方割合
びゃくえてんがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早足に駈けだしてきて、石段の下へ身を潜め、そッと、中へ入った影を見送ってみると、そこは通りぬけのならぬ道だと知ったか、弦之丞らしい白衣天蓋びゃくえてんがいの人影が、ふたたびこっちへ戻ってくる……。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)