トップ
>
白蓮華
ふりがな文庫
“白蓮華”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びやくれんげ
55.6%
びゃくれんげ
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びやくれんげ
(逆引き)
その花びらが、幾つにも分けて見せる隈、仏の花の
白蓮華
(
びやくれんげ
)
と言ふものであらうか。郎女には何とも知れぬ浄らかな花が、車輪のやうに、宙にぱつと開いてゐる。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
下山
(
げざん
)
の
時
(
とき
)
の
面影
(
おもかげ
)
は、
富士川
(
ふじがは
)
の
清
(
きよ
)
き
瀬
(
せ
)
に、
白蓮華
(
びやくれんげ
)
の
花
(
はな
)
びらにも
似
(
に
)
られよとて、
切
(
せつ
)
に
本腹
(
ほんぷく
)
を
祈
(
いの
)
つたのである。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
白蓮華(びやくれんげ)の例文をもっと
(5作品)
見る
びゃくれんげ
(逆引き)
とその蹴出しの下に脱いで揃えた白足袋が、蓮……蓮には済まないが、思うまま言わして下さい。……
白蓮華
(
びゃくれんげ
)
の
莟
(
つぼみ
)
のように見えました。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
死刑囚の口には、一対の
白蓮華
(
びゃくれんげ
)
、
白団子
(
しろだんご
)
が供えてあり、裸馬から下ろされた宋江、戴宗ふたりはただちに、死の
莚
(
むしろ
)
へひきすえられたが、時刻の
午
(
うま
)
ノ刻にはちと早い。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白蓮華(びゃくれんげ)の例文をもっと
(4作品)
見る
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
蓮
漢検準1級
部首:⾋
13画
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
“白蓮”で始まる語句
白蓮
白蓮教
白蓮花
白蓮事件
検索の候補
蓮華
蓮華草
南無妙法蓮華経
青蓮華
蓮華寺
散蓮華
大蓮華
蓮華色
蓮華王院
妙法蓮華経
“白蓮華”のふりがなが多い著者
蒲原有明
中里介山
泉鏡太郎
北原白秋
泉鏡花
吉川英治
折口信夫