“發打”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はつた50.0%
はつたと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞす役目なり奉行ぶぎやうには依怙贔屓えこひいきありてそれがしばかり片落かたおとしに爲給したまふならんと言せもはて大岡殿おほをかどの發打はつた白眼にらま依怙贔屓えこひいきとは慮外りよぐわい千萬なり此梅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
むき出して九助を發打はつた睨付ねめつけコリヤ/\其方は只今御重役の一言にのさばり若や命も助るかと未練みれんにも今となりて諄言よまひごと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取て引擔ひきかつ斗筋打もんどりうた投付なげつけるに今一人も張倒はりたふ蹴返けかへながら發打はつたと白眼にらみ汝等二人は晝日中追落しする不屆者直樣すぐさま捕へ宿場へ連れ立ち御法通りにして呉ん首は入らぬか蠢蟲うじむしめと罵りければ惡徒共此勢に恐れけん尻込しりごみして只眞平御免まつぴらごめんわびるにぞ夫なら今日はゆるして呉んと言捨いひすてて是は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)