“痛入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いたみい87.5%
いたみいり12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大「いえ/\何う致しまして、再度お礼ではかえって恐入ります、こと御親子ごしんしお揃いで斯様な処へおいでは何とも痛入いたみいりましてござる」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
度々お見舞下されては痛入いたみいります。それにこれの病気も最早うなるばかりじやで御心配には及ばんで、以来おで下さるのは何分お断り申しまする
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
御文細々拝見、先般も難有ありがたく候。皆々様、御安全めで度、くれぐれ御悦申上候。小生年賀にて森さまへさし上候事細々御示。御老人さまへは歓之事よろこびのこと難有存候。此度森さま御祝品御入念痛入いたみいり候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)