“由旬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆじゅん80.0%
ゆじゆん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
須弥山しゅみせん上なお幾万由旬ゆじゅんの高き所に一大都城を開き、理想その帝王となり、物心の二大臣をこの世界にくだし、千万無量の諸象を支配せしむ。
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
捨身菩薩がもとの鳥の形に身をなして、空をお飛びになるときは、一揚というて、一はゞたきに、六千由旬ゆじゅんを行きなさる。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
増一阿含経ぞういちあごんぎやう(第卅三。等法品第卅九)に転輪聖王てんりんじやうわうの徳にそなはりたる一尺六寸の夜光摩尼宝やくわうまにはう彼国かのくに十二由旬ゆじゆんてらすとあり、ぶんおほければあげず。
増一阿含経ぞういちあごんぎやう(第卅三。等法品第卅九)に転輪聖王てんりんじやうわうの徳にそなはりたる一尺六寸の夜光摩尼宝やくわうまにはう彼国かのくに十二由旬ゆじゆんてらすとあり、ぶんおほければあげず。