“由々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆゆ91.1%
ゆゝ4.4%
ユユ4.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ふーム。そいつは相当な男だとみえる。しからばこちらからも、由々ゆゆしい大物を大将として、討伐に向わせねばならんが……」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
現今げんこん日本にほんでは、歐文おうぶん通信つうしん著作ちよさくや、その各種かくしゆぶん場合ばあひに、その署名しよめい歐米風おうべいふうにローマさきせいあとくことにしてゐるが、これは由々ゆゝしい誤謬ごべうである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
其レヨリ漸々ヤウヤウ、敵味方モ見分ケタリ。後ニテ聞ケバ、柴田方ノ戸波隼人トテ由々ユユシキ豪ノ者ナリシ由ニテ、其時ノ一番槍トモハレタレ
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)