生若なまわけ)” の例文
めえなんだ生若なまわけえ身で耳抉みゝっくじりを一本差しゃアがって、太神楽だいかぐら見たようなざまをして生意気な事を云うねえおッちゃア青二せいだ、鳥なら雛児ひよっこだ、手前達てめえたちに指図を受けるものか
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
おまけで経師職の生若なまわけえ伜なんぞを引っ張って来たのを見たもんだから、坊主はむやみに口惜くやしくなって、なんとかして意趣返しをしてやろうと、そこらの安宿をころげあるきながら
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)