生胡瓜なまきゅうり)” の例文
生胡瓜なまきゅうりを喰ったり、井戸水をのんだりしたため、また腹が渋り出して、黄昏たそがれ、この矢矧川やはぎがわほとり辿たどりつくと、その痛む腹をかかえたまま、舟の中に寝入ってしまったものであった。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)