“生真面目”の読み方と例文
旧字:生眞面目
読み方割合
きまじめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口ざわりはよいが、生真面目きまじめなジーリなどと違って、少くともレコードでは飽きが来るようだ。こんな人のが売れ高はいいらしい。
かれらは皆、おそるべく勤勉であり、おそるべく生真面目きまじめであった。かれらに、それは友だちのいないせいだったかもしれない。
煙突 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
その生真面目きまじめないいわけを、女たちはまた、ひょうの子みたいで可愛らしいといって笑う。そして白い手の暴力はやまないのである。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)