“甎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せん75.0%
かわら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かん支那しな建築けんちく木材もくざいせんいしとの混用こんようであるが、これもにおける木材もくざい比較的ひかくてき貧少ひんせうであるのと、石材せきざいおよせんてきする材料ざいれう豊富ほうふであるがためである。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
説教台ブルビットのうへのささやかな典籍。これは弥撒書みさしよといふよりも、翻波ほんぱ式の平脱鏡へりだつきよう。僧侶といふよりも、げてものの化仏けぶつ。とんちんかんに並んだゐねむりせんとでも。——
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)
あるいは例の消極的修養に必要な道具かも知れない。むかし或る学者が何とかいう智識をうたら、和尚おしょう両肌を抜いでかわらしておられた。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)