玉蘭はくれん)” の例文
ひらきかけて黄にぞこごれる玉蘭はくれんは時ならぬ寒波かんぱ昨夜よべかいたりし
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
玉蘭はくれんの落葉掻きめ焚く風呂のねもごろやはき湯気に立つめり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
玉蘭はくれんは花うやうやしるとして散りつつ冴えぬその下枝したえだ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)