“爺連”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おやじれん50.0%
じじいれん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今の下士は夥伴なかまの兵士と砲声を耳にしつつしきりに語り合っている。糧餉を満載した車五輛、支那苦力の爺連おやじれんをなして何ごとをかしゃべり立てている。
一兵卒 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
「イヤハヤ、どうも元老の爺連じじいれんがお互いに悪口言い合うを調和するは、一方ひとかたならぬ骨折りだ。今日も一日かかって、そんな骨折りをやって来た」
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)