“爪髪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つめかみ75.0%
そうはつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百樹(もゝき)曰、唐土(もろこし)にも弘智(こうち)に似(に)たる事あり。唐の世の僧義存(ぎそん)没(ぼつ)してのち尸(しかばね)を函中(はこのなか)に置(おき)、毎月其徒(でし)これをいだし爪髪(つめかみ)の長(のび)たるを剪薙(はさみきるを)常(つね)とす。
一一四即(やが)ての御答(こたへ)もせぬは、親兄に仕ふる身の、おのが物とては爪髪(つめかみ)の外なし。何を一一五禄(ろく)に迎へまゐらせん便もなければ、身の一一六徳なきをくゆるばかりなり。
豊雄は元より願うところであるが、「親兄弟(おやはらから)に仕うる身の、おのが物とては爪髪(そうはつ)の外なし、何を禄(ろく)に迎えん便(たより)もなければ」
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)