“熊蜂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くまばち70.0%
くまんばち20.0%
だいきち10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二百発の砲弾は、まるでいたずら小僧こぞうむれを襲う熊蜂くまばちの群のように、敵艦にとびついていったが、まことにふしぎな、そして奇怪な光景であった。
そしてだんだん三人を森の奥深く誘い込んで行った。三人の悪者はドンドン追っかけて行ったが、その中の一人はあまり上ばかり見ていたので、うっかりして熊蜂くまんばちの巣に足を踏み込んだ。
猿小僧 (新字新仮名) / 夢野久作萠円山人(著)
熊蜂だいきちを投げて見ると、掴まへると同時にりぼんのやうな廣い糸を尻から繰り出して、くる/\と蜂をまはし/\眞白に卷いてしまふ。
べつ甲蜂 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)