“潜熱”の読み方と例文
読み方割合
せんねつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水が水蒸気になる時には、一グラムについて、五百何十カロリーという莫大ばくだい潜熱せんねつを奪うことは、中学校や女学校で習った通りである。
「茶碗の湯」のことなど (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
森林しんりんでおほはれてゐる土地とちは、日光につこう枝葉えだはさへぎられて、地面じめんあたゝめることがすくないのと、もうひとつは、日光につこう直射ちよくしやによつてめん水分すいぶん蒸發じようはつするときに、多量たりよう潜熱せんねつ必要ひつようとします。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)