“漂泊者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうはくしゃ33.3%
ジプシイ33.3%
ルンペン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庭園ていえん主人しゅじんは、とうとうそこにいままでいた、漂泊者ひょうはくしゃをその庭園ていえんからしてしまいました。
花咲く島の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
暗い冬の夜の呻吟うめきに惱ませられた北方漂泊者ジプシイのわたしは
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
ここには十三歳以上十六歳未満の少年漂泊者ルンペンや小悪漢ばかりが六人いた。トムがはいって七人になった。ひとり一畳ずつにすると、ちょうど畳が二枚余る真四角な箱のごとき部屋だった。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)