“渓道”の読み方と例文
読み方割合
たにみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なに、もう下の渓道たにみちまで来たと? ……して、親鸞の身を守る弟子どもは、五人か、十人か」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
月明を利してその下の渓道たにみちまで寄せてきた王平、馬忠の先手は、途中で捕えた蛮兵の斥候ものみを道案内として、間道を伝い、道なき道をじ、夜半、不意に敵の幕舎を東西から襲った。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)