“消火栓”の読み方と例文
読み方割合
しょうかせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やってみましょうか。消火栓しょうかせんをひらいてホースをつなげばいいのです。ホースの水は、ひじょうな力ですから、あいつはきっと、すべりますよ。」
奇面城の秘密 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ともかくも、この種の研究を充分に進めた上で、消防署の配置や消火栓しょうかせんの分布を定めるのでなければ決して合理的とは言えないであろうと思われる。
函館の大火について (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「いえ、こちらへ上がったのは水道の鉄管を抜けてきたのです。それからちょっと消火栓しょうかせんをあけて……」
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)