“浮世話”の読み方と例文
読み方割合
うきよばなし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主婦は六十餘とも覺しき老婆なり、一椀の白湯さゆを乞ひてのんどうるほし、何くれとなき浮世話うきよばなしの末、瀧口
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
一松斎も雪之丞も酒盃さかずきを傾け始めると、もう今までの道場での事件などには、何も触れなかった。言わば、浮世話うきよばなしと言ったような、極めてびやかな会話が、続くだけだった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)