“泥交”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どろまじ50.0%
どろまじり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白く降埋(ふりうず)んだ往来には、人や馬の通る痕(あと)が一条(ひとすじ)赤く染(つ)いている——その泥交(どろまじ)りの雪道を、おつぎさんの凍った身体は藁蓆(むしろ)の上に載せられて、巡査小吏(やくにん)なぞに取囲まれて、静に担がれて行きました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
唯有(とあ)る横町を西に切れて、某(なにがし)の神社の石の玉垣(たまがき)に沿ひて、だらだらと上(のぼ)る道狭く、繁(しげ)き木立に南を塞(ふさ)がれて、残れる雪の夥多(おびただし)きが泥交(どろまじり)に踏散されたるを、件(くだん)の車は曳々(えいえい)と挽上(ひきあ)げて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)