“河縁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわべり66.7%
かはぶち22.2%
かわぶち11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結局は河縁かわべりへ水を汲みに行って、滑り落ちて海の方へ押流されて、ふかにでも食われたんだろうという事になってしまいました。
麻畑の一夜 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その蔭にあたる河縁かはぶちには急ごしらへのバラック建が点々としてゐた。それは工夫小屋だつた。鉄道工事がつい二三ヶ月前からはじまつたのである。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
そこは活動写真館の前の河縁かわぶちでその町の名物の一つになっている牡蠣船かきぶねの明るいがあり、二つになったともの右側のへや障子しょうじが一枚いて
牡蠣船 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)